医療

弾性ストッキングについて理解しておく

下肢静脈瘤の治療後、弾性ストッキングをはくのが基本です。
普通のストッキングや靴下とは違い、かなり強い圧力がかかります。
慣れる前ははくのに時間がかかることが普通です。
せっかく購入したものの、はくのに時間がかかるのがストレスで、着用を怠ってしまう人も多いです。
再発のリスクも高まってしまうので、はき方のコツをきちんと理解し、着用を守ることが重要になります。
足を入れるときは縦方向に引っ張るのではなく、横方向に引っ張りましょう。
はけたらしわがないかしっかりチェックすることです。
しわがあると圧迫が強くなりすぎて、痛みを感じることがあります。
圧迫による障害も起こしかねません。
弾性ストッキングは長い間着用していると、徐々に圧迫する力が弱まっていきます。
そのままはいていても効果は得られません。
新しいものへの買い換えが必要になります。
着用して痛みやしびれを感じる場合は、すぐに使用をやめて医師に相談しましょう。

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